ファクトフルネス
今回は世界的名著『FACTFULNESS-ファクトフルネス-』の紹介をしたいと思います。
ビルゲイツやオバマ大統領など世界的に有名な方も絶賛し、累計発行部数も100万冊を超え、日本でも多くの人に読まれている名著です。
僕はこの本を読んで、この3つのことができるようになりました。
特に、発展途上国と思っていた世界の国々は目覚ましい成長を遂げていて、微かに感じ始めていた日本の相対的な衰退は事実であるという話とそこからどう生きるのが良いか考えるべきという話はとても面白かったです。
そしてこの本が名著になり、多くの人の心と体を動かすことができたのは、筆者の想いが強かったことが一番の要因です。
なんとこの本のメインの著者は、手の施しようがないレベルのすい臓がんを宣告されたにも関わらず、このFACTFULNESSを執筆するためにすべての力を費やし、全世界に“事実に基づく世界の見方“を伝えようと尽力しました。その熱意があり、自分の利益を一切考えずに執筆したからこそ、これだけの人気があるんです!
そんな『FACTFULNESS』の要点をご紹介します!
① 死期近くの著者が書いた想い
本書を読む前に知っておいて欲しいことは、筆者がどんな人なのかです。
経歴をWikipediaで調べるだけでもめっちゃ凄くて、ある地域で起こった集団で麻痺になる病気(コンゾ)の原因がキャッサバの処理方法がよくないってことを突き止めて、病気の発症を止めたってエピソードが出てくる有能な医者なんです。
国境なき医師団の関係者として、たくさんの国々を飛び回って公衆衛生学を広めて子供たちの病気をディスクレシア(読み書き障害)を持っていて、不利な一面がありつつも、たくさんの公演を行い生徒たちに「チンパンジーよりも正解率が悪くなる12の質問」(後で詳しく説明するよ)を投げかけて、世界の真の姿を伝えてきました。
人のために活躍してきたんだ!
しかし、そんなハンス・ロスリングさんも2016年の2月に末期のすい臓がんと診断され手の施しようがない状態でした。そんな中、残された時間をどう使うべきか真剣に考え、多くの依頼を受けていた講演会やテレビの仕事をすべてキャンセルして、家族を過ごす時間、FACTFULLNESSを執筆する時間に費やそうと考えました。
命の灯が消えかかっても世界中の人のために本を書こう!という熱い想いを持った人なんです!!
めっちゃスゴイ人じゃん!
FACTFULNESSは有能ハンスさんと、死後続きを執筆した息子のオーラ・ロスリングと妻のオーラ・ロスリングによって書かれています。
全ての仕事を蹴って人生をかけて書いた最後の本なので、ハンスさんが世界中の人に知って欲しいと願っている内容がしっかりと書かれています。
本の内容は、チンパンジーの方が正解率が高くなる12の質問と、勘違いしすぎな10の本能などをまとめて書かれているので、ぎっしり書かれている本に関わらず400ページにもなっています(参考文献のページも結構あるけどね)。
有名な医者の人生最後の本なんだね
ボリューミーな内容にも関わらず図解で見やすくまとめられているので、かなり読みやすい本になっています。今回は僕が注目したPOINTしか紹介しませんので、完全に内容を理解したい方は本書を手に取ってください♪
② チンパンジーよりも正解率が低くなる12の質問
『FACTFULNESS』の最初の話ではチンパンジーよりも正解率が低くなる3つの選択肢がある12の質問が出てきます。
チンパンジーよりも正解率が低くなるの意味は、チンパンジーは3つの選択肢の中から適当に1つ選ぶから33%で正解することができるけど、人間は思い込みを抱えてしまっているので、チンパンジーよりも正解することができないというものです。
問題の正解率を職業や国籍で分析すると、教師や財務省などの世間的にしっかりした人という認識が強い人ほど正解率が低くなったり、西洋諸国の正解率は低いけど、アジア系が少し高かったりと、立場や国によっても世界の誤って見方が違うことがわかります。
全部で12問ありますが、僕がピックアップした4問に挑戦してみてください!
どうでしたか?世界は僕たちが考えているほど単純で、変化しないものではなく、日々すこ~しずつ変化しているから気がつくことができなかっただけなんです。
思い込みこわっ
続いては世界中の人がしてしまいがちな10の思い込みについて紹介します!
③ 10の思い込みを捨てよ
FACTFULNESSでは、人は生きるために本能的に思い込みを抱えてしまっているといいます。
例えば、世界中には毎日水を汲みに何十㎞も歩かないと生活できない子供がたくさんいるとか、戦争でたくさんの命が奪われているといったドラマチックな世界を想像してしまいがちなんですが、真実は全然違うぞと。
むしろ日々世界は進歩していて、どんどん良くなっているにも関わらず、自分の知らない未知の世界を感動的なドラマのような世界のように思ってしまっているだけだぞと、教えてくれます。
『FACTFULNESS』の中には、たくさんの思い込みが出てきます。筆者が紹介している10の思い込みは次の通りです。
この中から僕の独断と偏見で、みなさんに知って欲しい内容をピックアップしてお伝えできればなと思います!
①分断本能
最初に出てくる本能は「分断本能」です。最初なので、筆者が特に伝えたいポイントが入っていると感じられる内容でした!
この章の要点は“世界は2つに分断されているという勘違い”です。
例えば、「世界は富豪と貧乏に分かれている」とか、「有能な人と無能な人に分かれている」とかです。実際の世界は年収500万とかの普通より多いかな~って人はたくさんいますし、THE普通の人で溢れています。
貧困のレベルはレベル1~レベル4まであって、発展途上国と先進国に分断されているように感じる。
レベル1は一日の稼ぎが1ドルしかなくて、今日のご飯に精一杯、学用品はもちろんくつを買うのも難しく、凶作の年は生活が安定しないってレベル。
逆にレベル4の国は日本のように1日の稼ぎは32ドル(3,500円くらい)になり、飛行機などの移動手段を用いることができ、勉強も満足に受けれられる。
これを聞くと、僕のような人はなんとなくアフリカで生活している人のカカオ豆を採集して安い価額で先進国のチョコレートにされている人が半分以上いるような情景が思い浮かびますが、現実はそのようなレベル1に属する人は世界に10億人しかおらず、レベル2の貯金ができる層が30億人、もっと裕福な生活ができるレベル3が30億人いるそうです。
分断本能から世界は先進国と子どもたちがカカオ豆を集め、水を運ぶためにたくさん歩いているイメージが湧き起こりますが、現実は多くの人は井戸によって歩く必要はなくなり、貯金をすることができているので、アフリカの国々の貧しいイメージはもはや遠い過去のものになっています。
分断本能を抑える方法
この本能は自分が高い位置にいるから起こります。高層ビルの30階から下を見下ろすとすべてが低いように見えて、10階建ての高いビルもあることに気が付くことができません。
極端な数字の比較ばっかりに注目してAかBのどっちかと考えるんじゃなく、その間に挟まっている数字があることを理解しましょう!あと平均の数字にも注意!
AかBかじゃなくて4つのレベル分けをしよう!
世界は2つのグループに分かれているわけじゃない
大半の人がどこに属するのか見極めよ
②ネガティブ本能
ネガティブ本能は、僕が日々の生活の中で気を付けなければならないと感じたものです。
例えばニュースを見るとロシアとウクライナが戦争を始めたとか、コロナでたくさんの人がなくなっている、電車で通り魔に切られたなどネガティブなニュースが数多くあります。
でも逆に、北海道を出発した飛行機が名古屋まで無事着陸!なんてものはニュースにならないんです。
なぜか。それはニュースをつくっている人はたくさんの人も目に触れられたいからです。そうしないと広告の収入を得ることができません。(僕のブログもそうですが)だから、「○○○○が無事でした~」なんていうくだらないニュースを取り上げることはなく、「××××が起きて私たちの生活が危険です!」という類のニュースが出回ります。
これは私たちが持つネガティブ本能によるもので、「世界はどんどん悪くなっている」と感じるようにできているんです。
偏見ですが、昭和のおじさんが昔は~~でよかったのになぁって言っているのを聞いたことがある気がしますよね(僕は聞いたことないですけど、ほんとに言ってるんですかね?)。
実際の世界は犯罪も減り、人々の幸福感は年々上昇しているにも関わらず、あの頃に戻りたいって思っています。
世界は悪くなっていると考えてしまうのな
ネガティブ本能を抑える方法
この本能をなくすためには、「悪い」と「良くなっている」が両立することを考えないといけません。
確かに世界は悪いかもしれないけれど、過去と比べると徐々に良くなっているって考えるんです。
例えば、本書では危機的状況にある赤ちゃんを保育器に入れている時を考えて欲しいと言っています。赤ちゃんは保育器なしでは生きることができない危機的状況つまり”悪い”状態にあることには変わりないが、保育器によって体調が良くなっていて、すべての数値が良くなっているとします。
この状態の時の赤ちゃんの状態はどう表現するべきだろうか?確かに心配無用というレベルで良くなっているわけじゃないが、着実に良い方向に進んでいますね。世界はこの赤ちゃんと同じ状況になっています。
現在の状態は悪いが、よくなっていることには間違いないってことです。短絡的に良い・悪いで判断するのではなく、悪いと良くなっているが両立すること、良い出来事やゆっくりした進歩はニュースになりにく、悪いニュースばかり注目されるようじなっているということを意識しよう!
「悪い」と「良くなっている」は両立する
良いことはニュースになりにくい
美化された過去に気を付ける
⑥パターン化本能
筆者の体験からパターン化本能の怖さを教えてくれています。
スウェーデンの医者の卵の学生がレベル2の国を訪れてエレベーターに乗ろうとしたとき、遅れてくる他の生徒を乗せてあげるためにエレベーターの扉を足でおさえてあげました。僕もその体験はありますし、きっとみなさんもあるでしょう。
当然、学生もエレベーターが止まると思い込んでいましたが、結果は学生の足が挟まれたまま扉が閉まって緊急事態になってしまいました!
レベル2の国のエレベーターにはものが挟まると自動的に開くシステムは無かったのです!
私たちの国の常識が世界のどこでも通用するって考えは完全なる思い込みでした!これがパターン化本能の恐怖です。
常に自分がいる世界=常識という考えを捨てないといけないんだね
この章はビジネスチャンスをつかむために、世界を正しくとらえて見えない人々の需要を把握する力を身に付けることが大事だと教えてくれる章です!
最初の質問3にもあるように、世界中の貧困は現在減っているんです。そう!そこにビジネスチャンスが落ちています!
本書のビジネスの例を挙げると、レベル4に位置する国々は貧困が減っていることを理解していないから、今度のニーズ発掘に失敗しているといいます。
例えば生理用品は日々進化していて、運動に耐えられるものや薄い下着でも透けないものの開発に躍起になっているがそれはちがうと。レベル2・3にいる20億人の女性に対して普通の生理用品を売れば、今行っているニッチな選択肢を増やす作業を行う必要もないし、安くて長持ちする生理用品だけ作って、レベル2・3の国々に売ればいいといいます。
世界の人は自分たちと違って貧しすぎて何も買えないなんている勘違いをしていると未来のユーザーを失ってしまうと主張しています。
もちろんパターン化を有利に活用することもできますが、時に自分がパターン化本能に陥らない必要があります。
パターン化本能を抑える方法
パターン化本能を抑えるためには、適切な分類を見つけることが重要です!
分断本能を抑え、その中間に存在するグループのことを考えるだけでなく、「過半数」という言葉に気を付け、「自分=普通」と決めつけないことが重要です。
自分以外がアホだと決めつけ、自分が知らない例外を受け付けないとこの本能はなくなりません。変だと思うことがあったら好奇心をもってなぜだろう?と考えることが重要です。
自分が世界標準だと思わないこと!
自分の世界=常識ではない
世界のニーズを正しく理解すればビジネスチャンスが落ちている
⑩焦り本能
限定10名様まで! とか 今から59分以内にご注文のお客様!
みたいなキャッチコピーを見かけて、ついついうわっ‼どうしよっ‼って悩んだことがありますよね?
大体詐欺サイト!
そうなんですよね。こういったキャッチコピーを使って商品を買わせようとするのは、自分の商品に自信がない会社の特徴の1つです。
この方法は人間が持っている焦り本能によるもので、人間は焦ると正常な判断ができなくなってしまいます。
FACTFULNESSではハンスさんの実体験に基づいて、焦り本能について語っています。この話はハンスさんの人生の中でもショックで後悔が大きな体験です。
ハンスさんはある小さなメンバという村で女・子どもが深刻な病気にかかって、発症直後から足が完全に麻痺する感染症のようなものでした。この症状を見た時にハンスさんはエボラ出血熱のようなものではないか?と焦り、感染を広げないために軍に道路を封鎖してもらい、北の都市からバスを入れないようにしました。
結果、何が起こったかというと、メンバに住む人たちは小さな船に乗って北に向かい、その船は転覆し、多くの人が亡くなってしまいました。
ハンスさんはこの事件を超絶後悔していて、メンバという小さな村に住む人たちはバスがこなければ稼ぐことができないから、自力で何とかして北にはたらきに行く必要がある。感染症への焦りのあまりこれを判断できずに、人々をボロ船に乗せて殺してしまったとショックで茫然となったそうです。
焦り本能と時間に襲われ、最悪のケースが頭に浮かぶとハンスさんのような優秀な医者でも愚かな判断を下してしまいます。特に優秀でもな私たちにはなおさらです。
今すぐ行動しろ!と言われるとついつい行動に移してしまいます。これまでの本能で世界がドンドン悪い方向に向かっている、なんとかしなければ!と思えば思うほど焦りが生まれ間違った行動をしてしまいます。
焦り本能を抑える方法
とにかく焦り本能を抑えるためには「データにこだわる」ことが大切です!今の状態はどうなっているのかを本能じゃなく、理論で真実と向き合うことで焦り本能は消えていきます。
人生の中で今すぐ決断を下さないといけない場面は少ないです。しっかりと深呼吸をしてから正しいデータを基に冷静な頭で判断をしましょう。
また、過激な対策に注意です!悪い人達は○○は危険です!すぐにこれを買って対策しましょう!などと私たちの焦り本能を刺激してものを買わせたり行動させようとしてきます。深呼吸して本当に必要なものなのか、行動しなければならないのかを考えましょう。ドラマチックな対策よりも地道な1歩の方がいいことも多いんです。
深呼吸してから焦らず物事を考えよう!
焦りって行動をせずデータに基づいて判断しよう
大切な判断は深呼吸してから!
④ 感想
僕は、チンパンジーよりも正解率が低くなる12の質問で、世界は自分のイメージと違うこと、勘違いを起こす本能によってゆがんだ世界に住んでいるように錯覚しました。
データって集めるの面倒くさいじゃないですか?調べたデータが結局真実なのかはいくつものサイトや本を参考にしないとダメで本当なのかはっきりさせるには時間がかかります。
この本は、啓発本と違って自分の生き方をこうやって変えて行こう!といったメッセージ性が強いものではなく、完全にデータが主で私たちの本に気付かせてくれます。
データだからブレがないんだね
『FUCTFULNESS』から私たちが学ばないといけないことは、世界は変わり続けているってことです。主に少しずついい方向に。
もちろん知識は正しかったかもしれないけど、技術が進歩するにつれて新しい発見もあるし、できなかったことが日々少しずつできるようになっている。
例えば、鎌倉幕府ができたのはいい国作ろう(1192)鎌倉幕府の1192年だとずっと思っていたけど、なんか最近の話だと(そんなに最近じゃないけど)箱をつくるらしいじゃないかと!なんだ?いい箱作ろう(1185)鎌倉幕府って!!そんな気持ちを持った覚えがあります。
学生の時に習った常識中の常識が実はもう違っていたなんてことはよくあることなんです。でも学校を卒業してしまえば、自ら学ばない限りは知識のアップデートをすることはできません。
世界の正しい姿を捉え、10の強すぎる本能に打ち勝つためには、知識を補う&アップデートし、事実に基づいて世界の見方をする必要があると感じました。今この瞬間にも自分の脳内にある情報は古い物に変わり続けていて、自分の脳がイメージするものは現実とはかけ離れていると知ることが学びの第1歩だと感じました。
社会に出た今教科書はないけど、今後もたくさんの本を読んでこのブログでアウトプットすることで、最新の知識を脳に入れていこうと思います!
今回紹介したのはこの本で僕が大切だと思った3割くらいのことだけなので、年齢や生活、職業が違うあなたが読んだらもっと他の部分に共鳴すると思います!
分厚いですが、かなり勉強になった本なので、興味を持った方はぜひ手に取ってみてください♪
書籍をお得に読む方法♪
『FUCTFULNESS』はAmazon Audibleで聞くことができます。通勤・通学中に聞くことができ、1か月間の無料体験でたくさんの本を聞くことができる超お得なキャンペーンをしているのでこれも活用してみてください。
普通に『FUCTFULNESS』を書籍で買っても1,980円ですし、Audibleで買うと3,500円もするので、無料体験が超オススメです♪
Amazon prime
まず、僕がオススメするのはAmazon prime会員です!かくゆう僕もprime studentから7年間prime会員になっています。
prime会員ならkindle本が月に1冊無料でダウンロードできる特典がついています。
その他にも、prime会員は配送料が無料だったり、通常の買い物のポイントUP、映画やTV番組の見放題、音楽の聴き放題など魅力的な特典がたくさんあります。これだけあって年会費4,900円なので、Amazonを月に1度は使ったり、本を月1冊は読むという方は絶対に加入した方がいいです!
また、prime会員の方はタイムセールの時はkindleを読むためのkindle端末が4,000円引きで購入することができます。電子書籍が好みの方はセール期間に端末をお得に購入しましょう!
ちなみに実物の書籍よりもkindle本の方が1,2割ほど安いので経済的です。
月に3冊以上本を読むという方はkindle unlimitedがオススメです。月額980円で和書12万冊以上が読み放題になります!読書家で本が多くて置ききれないから電子書籍にしたかったという方はぜひ登録してください♪
読書ライフが超快適になります♪
理系教師がオススメする書籍!
①ひろゆきの名著『1%の努力』
ニコニコやyoutubeで活躍し、パリに住むひろゆきさんの書籍です。この本は、必要のないブランド品などを捨て、ただがむしゃらに頑張るのではなく、今流行りの業界などの風の吹く場所に行って、少ない努力で大きな成功を収めよという博之さんらしい考えがあふれる本です。
頑張らない生き方に憧れる人にぜひ読んでほしい一冊です!
僕が要約した記事がこちらにあるのでこちらも参考にしてください♪
②チームワークとは何か?『コンサル一年目が学ぶこと』
一流の会社員であるコンサルタントが書いた仕事に関する本です。
一流の思考術やデスクワーク術、話す技術などを教えてくれます。特に僕のような教師にはなかなかない時間単価の考え方を教えてくれました。
印象に残っているのはquick and dirtyという早く雑にという仕事術です。二流は時間をかけて一生懸命いいものを作りますが一流はそうではないということを教えてくれます。
これからバリバリ社会人として、仕事で活躍しようとしている人におすすめの一冊です。
僕が要約した記事がこちらにあるのでこちらも参考にしてください♪
③10の思い込みを捨てよ!『FUCTFULNESS-ファクトフルネス-』
超有名な医者で、TEDなのでもたくさんの公演を行っているハンス・ロスリングさんが魂を込めて書いた一冊です。
内容は、人間が少なからず持っている間違った本能によって、私たちは世界を歪んだ状態で認識していて、そのせいでビジネスチャンスを逃していたり、余計な心配ごとがかさんでしまっているという内容です。
具体的には、分断本能によって人類は二つに分けられている。例えばお金持ちと貧乏な人、先進国と発展途上国のように真っ二つに分けてしまうが、実際は4つのレベルに分かれているといった具合です。
死期の近いハンスさんが世界に真実を伝えようと魂を込めて書かれている分ボリューム感たっぷりの本になっています!世界の真の姿を知りたい人にぜひ読んでほしい一冊です。
僕が要約した記事がこちらにあるのでこちらも参考にしてください♪
④目的地をセットせよ!『神メンタル』
コンサルタントであり、会社の代表取締役でもある星渉さんが描かれたこの本は、思い通りに生きる公式について教えてくれます。
飛行機が目的地に予定通りに確率は0%だけど、それは毎秒細かい微調整をして、ゴールに辿り着いているからであり、私たちも日々ゴールを明確にして今の自分の現在地を考えながら、どのようにするべきかを考える必要があるということを教えてくれます。
この本を読めば、夢を叶えるための考え方&行動力を身に付けることができます。自分の夢を追い求めたい人にぜひ読んで欲しい1冊です!
僕が要約した記事がこちらにあるのでこちらも参考にしてください♪
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