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スパルタンレースのボランティアに参加して分かった「レースの魅力」と「必要な道具」

目次

スパルタンレースのボランティアをしてきました!

スパルタンレース(SPARTAN RACE)とは簡単に言うと、大規模な障害物レースです。

今回、このレースにボランティアスタッフとして参加したので

・参加して良かったこと

・ボランティアスタッフの活動内容

・ボランティアスタッフだからことわかったレースの内容

・レースに参加するために必要なもの

を紹介したいと思います!

スパルタンレースってどんなレース?

スパルタンレースは今までに39か国・165回開催された参加型の障害物レースです。

 

YouTubeで検索するとムキムキの人が障害物を次々と突破したり、超ハードな筋トレの様子が出てきますが、実際に見てみると初心者お断りという感じではなく、初めての人でも楽しめるレースです。

参加者の数をスタッフの方に聞くと6000~7000人が参加しているとのことなので、かなり大規模なレースとなっています。

 

レースには3つのカテゴリーがあって、コースは同じですが、参加者のガチ度が違います。

一番ガチ度が高いのは「エリート」で、上位3名には表彰盾と賞金がでます。ちなみに1位の賞金は75,000円だそうです。

エリートに出る人達は、順位を競いながら真剣勝負がした人達です。

 

次にガチ度が高いのは「エイジ」で、コチラは年齢別になっていて、賞金は出ませんがメダルをもらうことが出来ます。

 

最後に最も参加者が多く、気軽に参加できる「オープン」です。コースはエリートやエイジと同じですが、チームを組んで一緒に参加することもでき、ゆっくりでも完走できればいい人達向けのカテゴリーになります。

 

詳しいレース内容は下で説明します。

 

なぜボランティアスタッフに参加した?

もともとは12月21日に開催されるスパルタンレースに参加するつもりでした。

参加するレースカテゴリーはオープンの予定で、予約して参加しようと思っていましたが、11月17日の時点で、オープンカテゴリーだけは参加でき、エリートとエイジはどっちも定員が埋まっていました。

この時点で、参加申し込みをすればよかったですが、少し忙しくてまだいいやと思い、予約を先送りにしておくと、、、

11月24日の時点で参加者が定員に達して、もう申し込みできない状態になっていました(泣)

もっとはやく予約しておけば良かった、と後悔しているので、参加予定の人は早めに予約してしまいましょう!

 

悲しみながらスパルタンレースのサイトを見ていると「ボランティア募集!」の文字がありました。

そして参加特典がいくつかあり、その中に「次回レース無料出走券」がありました。

オープンカテゴリーでも参加には15,000+税円かかったので、これはレースの内容を見ることもできるしやってみようと思い参加しました!

ボランティアスタッフに参加することのメリット

ボランティアスタッフに参加すると

・交通費1000円

・お弁当

・ボランティアスタッフ用Tシャツ

次回レース無料出走券

がもらえます。スパルタンレースの出走券は20,000円くらいしますし、ボランティアTシャツは限定品なので、時間が長くて大変ではありますが、参加する価値はあります。

特にレースに参加している人を応援したり、支えたりすることが好きな人には楽しくて、充実感で溢れる1日になるでしょう!

ボランティアスタッフの活動内容

ボランティアスタッフは4種類のスタッフに分かれています。

・サポートクルー

・ビルドクルー

・フロントクルー

・レースクルー

の4つです。

 

僕が参加したのはサポートクルーで、主に他のスタッフの手伝いをしたり、本部での活動をメインに行いました。

なので、他のクルーの活動内容もわかったので、他のクルーから聞いた話も含めてボランティアスタッフの活動内容を紹介したいと思います!

簡単にまとめるとこんな感じです。

活動時間 活動内容
サポートクルー 9:00~18:00 他のクルーの手伝い、本部の準備
ビルドクルー 9:00~17:00 前日までに会場の障害物を設置する
フロントクルー 5:30~15:30 会場の案内、クローク、受付
レースクルー 6:00~17:00 障害物の説明・準備、応援
サポートクルー

僕が参加したクルーです。活動時間は他のクルーと比べて短く、9:00~18:00前くらいの活動時間でした。

 

僕が行った活動を紹介すると

10時半くらいまで本部で待機(超暇)、そのあとお弁当が届いたので昼休憩になったクルーに渡したり、ごみの回収をしました。

食べるお弁当はこんな感じでした。結構いいお弁当だった(笑)

12時ごろ、フロントクルーの荷物を預かったり返したりするクロークの仕事を手伝いに行きました。

この時間帯はレースが終わって荷物を取りに来る人とレース前に荷物を預けにくる人でめちゃめちゃ混雑するので、多くのクルーが手伝いに来ていました。

超大量に荷物が置かれています。

正直重たい荷物を結構な距離運ぶのでなかなか大変な仕事でした。

2時間ほどクロークの仕事をやった後14時ごろ、休憩を取ってからレースクルーと同じように、参加している人の応援や水の補給などを行いました。

16時半ごろには、本部の片づけを行い、17時過ぎにレースが終わった後に会場のゴミの片づけなどを行いました。

 

僕の場合はこのような仕事でしたが、他のサポートクルーの仕事を聞くと、ゴールした人にメダルをかける仕事や、レースクルーが休憩している時間の交代や、物品販売の手伝いを行ったそうです。

あと、レースの翌日に会場に設置された器具の片づけをするグループもあるそうです。

サポートクルーの基本的な仕事は他のクルーの休憩の埋め合わせや本部での仕事ということですね。

わりのほかのクルーは同じ場所で活動している人が多いのですが、

サポートクルーはいろいろな場所に行けるので、楽しかったです!

ビルドクルー

レース前日までの5日間で会場の障害物などを設置するクルーです。

活動時間は9時~17時です。

活動している様子をみていないのでわかりませんが、会場にある障害物はかなり大きく、重たいものもあるので結構な力仕事と思われます。

土日のレースには行けないけどボランティアをしたい!という人にオススメですね。

フロントクルー

活動時間は5:30~15:30です。会場が開くのは7時~ですが、参加者が来る前に準備がたくさんあるので、かなり早い時間に集合しなければいけません。ただ終わるのがはやいので朝方の人のほうが楽かもしれません。

活動内容はいくつかあって、参加者に判別するためのバンダナやクローク用の袋を渡したり、会場の案内をしたり、物品販売をしたり、クロークで荷物を預かる仕事があります。

力仕事のクロークには大学生のボランティアが多くいたので、性別や年齢でフロントクルーの中で役割を振っている気がします。

レースクルー

活動時間は6:00~17:00です。

活動内容はそれぞれの障害物の地点で参加者が来るのを待って、ルールを説明したり、応援をしたりします。

ずっと同じ場所にいる必要があるのと、参加者が運んだ20㎏の重りを少しの距離ですが、ゴールからスタートまで運ぶ仕事をしているクルーもいたので、場所によっては重労働になる可能性もあります。

ただ、頑張っている人を間近で応援することが出来るクルーなので、一緒に達成感を味わったりすることもできるクルーです。

 

自分に合ったクルーを選んでボランティアしてみてくださいね!

クルーの男女比・年齢比

参加者の比率はだいたい男性:女性=6:4くらいでした。案外女性のボランティアの方も多かったです。

年齢でみると多いのは20代くらいの人で、5,6割は20代な気がします。

40代50代のボランティアもいて、自分が参加するのは厳しいけれど、挑戦する様子を見たいからボランティアに参加したといっている方もいました。

話をした中だと意外にも初めてのボランティアの人も多くいて、僕と同じようにレースに申し込むのが遅くてボランティアにしたという人もいました。

性別や年齢である程度仕事が分けられているので安心してできる印象です。

ボランティアだからわかるレース内容

ボランティア活動を通して、スパルタンレースのコースや挑戦の様子を1日中見たので全容の紹介をしたいと思います!

レース全体での距離は5㎞で、今回の障害物の数は20でした。スパルタンレースのサイトには20~23の障害物と書いてあるので、どの会場でもこのくらいの大きさだと思われます。

 

ちなみに、スパルタンレースは障害物をクリアできなかったり、諦めるとバーピージャンプを15回行うルールになっています。

難易度の高い障害物もあるので、バーピージャンプありきなところもあります。バーピージャンプというのは、ジャンプ→腕立て→ジャンプ→腕立てを繰り返すものです。結構苦しいです(笑)

スパルタンレースといえば、バーピージャンプみたいなところもあります(笑)

さっそく、障害物の一部を紹介します。

④Z wall

写真は見ずらいですがZの文字に曲がった壁を落ちずに向こう側に行くというものです。

成功率は8,9割くらいでしたね。

⑦Jump Rope

重めもゴムを使って縄跳びをするというものです。

ゴムは結構重たいですが、比較的楽な障害物に感じました。

奥は重量上げみたいなやつですね

⑧BOX Jump

箱の上に乗ったり降りたりを30回繰り返します。男性は右側の箱を、女性は左側の箱を乗り降りします。

しんどいですが、ジャンプでなくてもいいので時間をかければクリアはできそうです。

 

⑨Jerry Can Carry

会場の3階まで、水が満タンに入った容器を持っていき、そこから降りてくるというものです。この水の袋は20㎏らしいのでなかなか大変そうです。

ボランティアスタッフがたくさんいますね

⑱Slip wall

高さ5mくらいの三角形の壁を登ります。楽そうに見えますがレースの終盤なので、参加者はかなりしんどそうな顔をしていました。

⑳Multi Rig

これが最後の障害物で、リングにつかまってゴールを目指すというものです。

これはかなりの難関で成功率は20%くらいでした。成功した人はマッチョな人が多かったです。

クリアできないとバーピージャンプなので、この障害物はバーピージャンプ祭りになってましたね(笑)

他にもやり投げや重量上げのような競技が全部合わせて20個あります。詳しくは公式サイトを見てみてください。

会場にあったコースの案内はこのようになっています。

クリア特典

スパルタンレースを完走すると特典があります。それは

・スーパー完走者メダル

・完走者Tシャツ

・プロカメラマンによる撮影

・自慢する権利

だそうです。限定品なのでどれもなかなか価値が高いです!ぜひ機会があれば挑戦してみてください!

スパルタンレースに参加するには?

スパルタンレースに参加したいと考えている人のために、申し込みの方法と参加者たちの装備を紹介します。

申し込みの方法

スパルタンレースの公式サイトから出走したいレースカテゴリーを選択すればOKです!

エリートやエイジカテゴリーは参加人数が少なく、締め切りがはやいので、やると決めたらすぐに申し込んだ方がいいでしょう!

はやめに申し込んだらその分筋トレに熱が入っていいことだらけです!

気楽に参加したいオープンカテゴリーでも1か月以上前から申し込みをしておきましょう!そうでないと僕みたいに参加したくてもできなくなってしまいます。。。

スパルタンレースに参加する前の準備

レースの参加者の服装や持ってきていた道具を紹介していきます!

過酷なレースですので、しっかりと準備して挑戦しましょう!

服装

スパルタンレースは泥水に入ったり、ほふく前進をしなければいけないコースもありますし、動きやすい格好でないとよいパフォーマンスが出せないので、しっかりと準備していきましょう。

アンダーアーマー

これは必須だと思います。冬のレースで寒かったのもありますが、参加者のほぼ全員がなにかしらのアンダーアーマーを着ていました

すり傷・切り傷を防げますし、筋肉の動きをサポートする役割もあります。

たぶん着てないと会場で若干浮いてしまう気もします。

Tシャツ

たいていの人は終わった後完走者Tシャツを着ているので、これはボロボロになってもいい安いものか使い古したものがいいと思います。

会場にある大会限定Tシャツを買って着ている人もいました。

グローブ

これもほとんどの人がつけていました

ロープを引いたり、重いものをを持ったり、槍投げをしたりと手に負担がかかりますし、滑り止めがついていると障害物を攻略する難易度が全然違うのでこれも必須でしょう。

Reebokの靴がおすすめです。

アウトドア用・スポーツ用の靴を用意するといいでしょうが、もともと自分が運動用に使っている靴でもいいですね。

ただ、専用の靴もあり高性能なので、高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

それ以外のもの

たくさんのものを持っていきたいところですが、クロークに預けられる荷物は75Lのビニール袋に入る分だけという決まりがあるので、ある程度は選別しないといけません。

オープンカテゴリーでレースに水分を持ち込んでいる人は見当たりませんでした。

理由は荷物になりますし、途中には給水ポイントが3か所あったので、自分で持っていく必要はなかったからでしょう。レース前でとレース後にに水分補給できればOKです。

着替え

レースで服はどろどろになってしまうので、着替えは必須です。

更衣室もたくさん準備されていたので、しっかりと準備していきましょう。

もちろん汚れた服を入れるビニール袋なども忘れないように。

タオル・シャンプー

めちゃめちゃ混んでいましたが、シャワーも用意されています。

終わった後にシャワーを浴びたい人は持っていくといいでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

日本では三ヶ月に一回程度の開催頻度で、場所もいろいろですが、ボランティアスタッフとして参加しても挑戦者として参加しても楽しい思い出を作ることができます

このスパルタンレースで自分の体を鍛えるモチベーションを持つことが出来るので、ぜひ機会があれば挑戦してみてください!

三葉
中学教諭(6年)→IT企業(1年)→高校教諭(1年目)
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Webライティング4年目|教師生活計7年
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