【スパルタンレース】障害物の内容を紹介！難易度＆攻略法を徹底解説！

そんなスパルタンレースの疑問をスパルタンレースを完走したことのある僕”三葉”がスパルタンレースの障害物の解説＆攻略法を解説します！

今回の記事では、初めてスパルタンレースに挑戦する方がレースを楽しむための、障害物の予習ができます！ぜひ参考にしてレースに挑んでください！！

次のレースは新潟県で9月23日に開催されます！いつもよりアクセスがいい場所なのでこのチャンスに挑戦してみては？申し込みはコチラ＞＞Spartan Race: The World’s Top Obstacle Course Races

スパルタンレースとは

スパルタンレースがどんなものかはYOUTUBEのレースの様子を見るとイメージできるので、コチラを参考にしてください。

例えば、大阪レースはスタジオン（室内）だから普段の野外レースとは毛色が多少変わります。

スパルタンレースに参加した時の様子や登録の仕方はコチラ＞＞あなたもスパルタンレースに挑戦できる！！レースの雰囲気＆参加方法を紹介！ |

スパルタンレースに必要な持ち物リストはコチラスパルタンレースの服装・シューズ・持ち物は？絶対に持って行く物リスト！ | ぼっち暮らし (hario-life.com)

スパルタンレースの障害物

スパルタンレースは長さ5㎞以上、20個以上の障害物を超えてゴールを目指すレースです。

障害物をクリアできなかったり失敗してしまうとペナルティーでバーピージャンプを15回しなければいけません。

バーピージャンプは、腕立て伏せ→両手を上げてジャンプを繰り返す運動。息が上がるくらい激しいよ。わからない人は10回くらいやってみて！

公式サイトの詳しい説明

バーピーは2つの要素で構成されます︓

バーピーの底部では体と足が真っすぐ地面に平行であること、また胸が地面に着くくらいの腕立て伏せの格好であること。バーピーの上部では体と足が真っすぐ地面に垂直であり、手が耳より高い位置にあること、そして足が地面から離れてジャンプをしていること。

Spartan Japan

バーピージャンプは結構しんどい！体全体を使うから普段使っていない筋肉にキます。

僕は30回やるだけで、ふとももがプルプルでした(笑)。道具なしで簡単にできるから試しにやってみてください。休みなしで30回できたら相当スゴイです！

レースコースの全容はこんな感じ、わかりにくいですが、山の中を走るから高低差のある道を走ることになります。

それでは、ゴールまでそびえ立つ障害物を全てご紹介していきます！（障害物は開催地によって若干の変更があります）

僕が失敗したものは✕が付いてます

障害物名	難易度	バーピー率	簡単な説明
5㎞ランキング		0％	5㎞走る！長い！
4ft Wall ＆ 6ft Wall		0％	シンプルな壁登り
Inverted Wall		5％	斜めの壁をよじ登る
Slip Wall		0%	ヒモを使って滑る壁登り
A Frame Cargo		0%	ネットを登る
O－U－T		0%	壁を登ったりすり抜けたり
Hercules Hoist		50%	おもりを引いて上まで上げる
Rope Clime		60%	ロープをつたって登る
Plate Drag		10%	重たいプレートを引っ張る
Atras Carry		30％	めっちゃ重いボールを運ぶ
Barb Wire Crawl		0%	有刺鉄線をくぐる
Bucket Carry		10%	重たいバケツを運ぶ
Vertical Cargo		0%	ネットを登る
Monker Bar		40%	うんていを進む
Hurdles		0%	高いバーを越える
Sand Bag Carry		0%	砂袋を運ぶ
Multi Rig		40%	リングにつかまって進む
Z-Wall		0%	ボルダリングみたいなやつ
Spear Throw		85%	1発勝負のやり投げ
Fire Jump		0%	炎を飛び越えるフィナーレ

ざっくりと障害物を書くとこんな感じです♪

それぞれ詳しく見ていきましょう！

5㎞の道のり

障害物を乗り越える楽しさが１番なんですが、普通に合計5㎞の距離を走るのはなかなか大変でした！

日本各地で行われているから、場所によって地形は様々なんですが、基本的には山や傾斜がある道を進むことになるので、平地の5㎞よりしんどかったです。

オープンコースで参加しているので、タイムを短くしようと本気で走っている人3割、ジョギング程度に走っている人7割って印象でした。賞金を狙うエリートコースはみんな走っているんでしょうが、序盤からわりとゆったりしたペースだったので安心です♪

4ft Wall ＆ 6ft Wall

最初の障害物はシンプルな壁登りです。

１フィート＝約３０㎝なので、120cm、180㎝の壁を乗り越えられればクリアです！

結構高い壁だけど、腕の力を使って登ればクリアできます！オープンコースの場合はチームメイトに助けてもらいながら挑戦することもOKです。押してもらったり台になってもらったりできます。

Inverted Wall

続いても壁を登る障害物です。さっきと違い壁は低いですが、斜めになってます。

足をひっかける場所があるのと、一番上は手で握りやすくなっているから腕の力で登れればクリアです！

Slip Wall

次も壁登りですが、これは楽勝でした！

ロープを使って登るので、安定してクリアできます。

ただ、この障害物だけじゃないですが、靴は滑り止めがついていて滑りにくいものの方が圧倒的に良かったです。後悔。

障害物の途中には給水場を用意してくれています。ありがたい！

途中に3か所給水ポイントがあるから自分で水を用意して持って行く必要はないです！

A Frame Cargo

強めのネットが貼ってあってそれを登るだけで楽勝でした♪

O－U－T

最初の4ft Wallくらいの壁を超えるのは大変だけど、2枚目は下をくぐる、最後は真ん中を通り抜けるだけなので、最初の障害物がクリアできていれば余裕です！

Hercules Hoist

ついに高難易度の障害物です！バーピーゾーンには結構な数バーピーをしている人がいました。

ロープを使って、重りを上まで持ち上げればクリアで、男女で重りの重さが違います。

、、、重り重すぎん？

おそらくあの重り40～50㎏あります！！最初はいいんです、自分の体重で少し持ち上がって行けた気になるんですが、それ以降が全然動かん！マジで！！

ポイントは写真の人がやっているように、足を使って引くことです！自分の体重を使って引いて、ロープを引いていけば、自然と重りが持ち上げるからとにかく体を浮かせて腕の力を全開にしてロープをたぐい寄せます！

体をうまく使って足の力を最大限活用すればクリアできます！

まぁ失敗しましたけど！！

筋トレの重要性を知りました、、、そしてこの障害物は手へのダメージが半端ない！参加者はほぼ全員グローブを付けていて、僕は大丈夫しょという甘い気持ちで参加してしまったので、かなり後悔しています。

スパルタンレースで最も必要な装備は「グローブ」でした。

グローブを含めたスパルタンレースに必要な持ち物リストを作ったので、コチラも参考にしてください↓

Rope Clime

ロープを登って、上にあるベルを鳴らせればクリアです。これはめっちゃムズイ！

腕力に自信がある人なら余裕なんですが、、、無理でした、半分以上の人がバーピージャンプをしていたことからも単純かつ高難易度であることがわかります。

この障害物にはコツがあって、腕の力だけだとしんどいんけど足をうまく使うと楽に攻略できます。

足の裏でロープを挟む＆ももで挟んで支えながら登っていくと腕力＋足＆ももで登れるのでクリアしやすいです！

まぁ何度も挑戦したけどクリアできませんでしたけど！！

思うことは１つ「痩せなきゃ！」

この障害物も手へのダメージが半端なかったです。

Plate Drag

台車の上に乗ったプレート（男性2枚、女性1枚）をロープを引いて端まで運び、端までついたら手で引いてもとの場所に戻すという障害物です。

筋力がいる障害物だけど、途中で休憩ができるからものを運ぶ系の障害物の中では楽なほうでした。

時間をかければクリアできます！

Atras Carry

球をもって、ポールを回って帰ってくるという障害物ですが、これが個人的に一番辛かったです。

球がめっちゃ重いし運びにくすぎる！！

持ち上げるのですら無理だ、、バーピーするしかねぇ、、、と思ってリタイアしようとしたところにムキムキのお兄さんがやってきて、球の前で正座するみたいに座って、太ももの上に球を置けば持ち上がるよ！とアドバイスしてくれた上に頑張れ！といって塩タブレットをくれました！

めっちゃいい人いる！！

アドバイスとタブレットを胸に、リタイアの気持ちを消して、5分くらい奮闘すると持ち上がって、なんとか回ることができました！１度置くと復帰できないとわかっていたので根性で回りきれました！

手とひざがかなり汚れましたが、果てしない達成感がありました！自分の限界を超える楽しさがわかります！大満足！！

Barb Wire Crawl

スパルタンレースの名物！有刺鉄線をくぐる障害物です！

ほふく前進でクリアを目指します！有刺鉄線に服が当たると穴が開いちゃうから、気を付けてください！

ほふく前進じゃなくて、ローリング大作戦で攻略している人もいました。ただローリング大作戦は目がめっちゃ回るので楽しかったですが、僕には向いてなかったです。

いい天気だったので良かったけど、雨が降っていたら、、、かなりハードな障害物になっていたことでしょう。

Bucket Carry

またかよ！と言いたくなるほどの重い荷物を運ぶ系の障害物。男性は黒色、女性は赤色のバケツを運びます。バケツの中には土？なのかなんかのかたっぷり入っていて、めっちゃ重い！そしてコースは100mくらいと結構長い！そんなに歩かせるんかという気持ちでいっぱいになります。

重いものを運ぶときのコツはなるべく重心の軸の近くにバケツを置くことです！

小学校の実験で、長いてんびんの近くにおもりを置いた時と、遠くに置いた時の動き方が違うっていうのと同じです！

Vertical Cargo

疲れてはいますが、簡単な障害物がやってきました。

硬いひもを登っていくだけだから楽勝です♪

Monker Bar

名前の通りサルのように棒をつたってベルと鳴らせればクリアです。

進み方は交互に前に進む方法と、右手で前のバーを持ったら、そのバーのところに左手を置く半歩ずつ進むパターンの２通りがあります。

攻略のコツは勢いをつけてゴールを目指すことです！なので、半歩ずつ進むよりも交互に勢いをつけて進んだほうが圧倒的にいいです！

腕力だけじゃなく、自分の体をしならせて体重移動で進むとかなり楽にクリアできます！

Hurdles

高いバーを乗り越えられればクリア！難易度はそこまで高くありませんが、後半になって腕の力も足の力も限界が近づいている中での障害物はなかなか大変でした！

チームメイトに土台を作ってもらってクリアしている友情チームもありました。終盤の助け合いが絆を深めますね！

Sand Bag Carry

最後の重い荷物運びです！ここまできたぞ！という達成感がありますね！

首の後ろ作戦が多い！

サンドバッグは27.2㎏という重さ（女性は18.2㎏）でなかなかのもの。これも鉄則である体の軸の近くに置く作戦で攻略します！

バケツと違って持ちやすいから首の後ろに置いて運ぶのが効果的です！

サンドバッグを地面に置いて休憩しながらクリアできるから、失敗してバーピーってことにはならないから時間をかければクリアできます♪

Multi Rig

リングを掴んで進みゴールにあるベルを鳴らせればクリアです！

コツは体をしならせて勢い良く連続でリングを掴んでいくことです！

一度ミスってつかめないと、腹筋を使って体を動かして次のリングが掴めるようにしないといけないので、腕の長さに自信がない人は勢いよく突破しましょう！

Z-Wall

ボルダリングのように、地面に足を着かずに曲がった壁を進んでいきます。

壁の先が見えないのが不安ですが、足を置く場所はかなり余裕があるから体と壁をなるべく密着させることを意識すればOKです！

Spear Throw

スパルタンレースで最も難易度が高い槍投げの障害物です！

槍を投げて的のどこかに当たればクリアです！的は大きいんですが、真っ直ぐ投げるのはかなり大変で、多くの人がバーピーをすることになります。1発勝負なところが最大の難関ポイントです！

槍は重くないので投げることは難しくないんですが、真っ直ぐ投げることが難しいんです。

一番のコツは「槍の重心を理解すること」です。投げる前に槍の中心を指１本で支えて安定する場所が槍の重心です。この重心がぶれなければ槍は真っ直ぐ投げることができます！

Fire Jump

最後は火の道を飛び越えるという障害物です！

最後のカッコいい場面って感じですね！超えたらゴールが待っています！

いかがだったでしょうか！スパルタンレースはかなり過酷なレースなので、しっかりと障害物の対策や準備をして挑んでください！

運動不足の方でもオープンコースなら参加しやすいですが、少しの筋トレ＆バーピージャンプの練習はしておいてください！！

スパルタンレースに必要な持ち物リストはコチラ