採用試験に合格したのに全然連絡が来ない!!
こんな悩みを抱えた4月から新任で活躍する先生の疑問を解決します!
結論を言うと、教育委員会から大学を卒業したばかりの新卒の先生の勤務地が連絡されるのは「3月中旬ごろ」になります。
遅すぎるわ!!引っ越しの準備とかできねぇじゃねえか!っていう気持ちになりますよね。僕もそうだったのでめっちゃわかります。
現役教師の僕が、新規採用の教諭・講師の先生へ勤務地連絡がいつ頃になるのか等を解説します!ぜひ参考にしてください!
- 新規採用の教諭・講師への連絡がいつになるか
- なぜ連絡が遅くなるのか(勤務地の決まり方)
- 新規採用の場合、勤務地はどこが多いのか
これを読めば勤務地の決め方が完璧にわかる!
旧帝大理系卒業→念願だった中学校の教諭へ→6年働くも労働条件が悪い&新しい環境へ行きたい気持ちからIT企業に転職→退屈で1年で再転職→高校の採用試験を受け合格!高校教諭1年目
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学校の柱から決めるから新任は最後になる
新規採用や退職の人数が大まかに決まるのはこのスケジュールです!
- 新規採用者(教員採用試験合格)の決定: 9月下旬から10月上旬
- 退職者の確認:11月~
教育委員会全体の新しく増える人・減る人が決定するのが、新規採用者が合格を承諾するかを11月下旬までに確認し、希望退職者等退職状況を確認するのが12月頃に確定します。(もちろんこの後から退職者が増える場合もある)
だから、12月から1月ぐらいに全体の人事を考え始めることになります。
学校の組織は「校長・教頭」→「主任(教務主任や学年主任など)」→「学年のリーダー(中堅・副主任)」→「教科の関係で埋め合わせ」という手順で決まるから、新任の先生の配属先は教科の関係で決定する一番最後になっちゃいます。
新年になって学校組織を考えるから新任への連絡が遅いんだね
新規採用の先生への連絡は「3月中旬」
校長・教頭の配置が決まるのが1月頃、その後、それぞれの校長が自分の学校で転勤する先生を把握してから人員補充を考えます。
各学校の年齢構成にばらつきが出ないように、 40代くらいの中堅の先生が抜けた分はそのくらいの経験を持った先生を補充して人数調整します。
役割が大きい先生から順番に決めた後に、教科の関係を見て新任の先生の配置を決めていくから、日程は中堅以上の先生配置が決まるのが2月上旬ごろで、そこからパーツを埋めるように新任の先生たちを当てはめていきます。だから新任の先生の配置はこの辺で決まることになります。
全学校の校長先生が自分の学校のメンバーの大半を把握してから、主任や担任を決めていきます。だから、次年度の学校像の9割が決まるのは3月初めになります。
担任等は各学校の裁量で校長・教頭が決めるから3月末に決まっていればOKだから本決まりではない
この段階で新任の先生たちに連絡が行きます。だから、学校から連絡が来た時は担任を持つのか、何年生の授業を担当するのかほぼ決まっている状態だから、電話で聞いたらたぶん教えてくれます(笑)
新規採用の人の勤務地
教科の関係で勤務地を決めていくから、一番最後に勤務地が決められる新規採用の先生や講師の先生は勤務地が中心部から離れたところになりがちです。
特に家を建てている先生の勤務地はかなり配慮してるから、若い先生ほど人気のない市街地の学校になる可能性が高いです。
また、高校の場合はその先生の学歴によっても多少場所が前後しで、地区でもトップクラスの進学校の場合は旧帝大などそこそこの学歴を持った先生が配属される可能性が少しだけ高くなります。
高学歴=高偏差値の高校ってことは全然ないから注意!
(大きな都道府県ほど)高確率で今住んでいる所から離れた場所の勤務地になる可能性があるので結構注意です!だからってできることはないけど。
ちなみに、転勤の場合も家を建てていない限りは勤務地の希望は結構通りません。特に技能教科などの人数が少ない先生は、別の先生との移動のタイミングでかなり限定されてしまうから遠くに飛ぶ可能性が高いです。
新規採用の先生がすべきこと
最後に採用が決まった先生にしておくべき事を現役の教師が解説します!
お金に関して勉強
個人的に一番やった方が良いのと思うはお金の勉強です!
先生は公務員だからありがたいことに安定した収入を得ることができます。しかし、爆発的に給料が上がることもなければ、節税も副業もできません!
だからこそ、限られた収入をうまく使う方法を絶対に学んでおくべきです。
特にこの3つは絶対にやったほうがいい!
- 積立NISAの準備
- 銀行口座の管理
- ふるさと納税
今すぐにはできないこともありますが、忙しい4月になる前に制度の勉強や口座の開設は絶対にしておいた方がいいですよ!
学校で教えてくれないお金のことは今から勉強しよう!勉強して遅いことはない!
お金大好きな僕が詳しく解説しています↓
先生としての準備
正直、先生の準備は4月1日までさほどやることはないし、焦らなくてOK!
ただ引っ越しの準備とともに必要な物を分類しておくと、慌ただしい4月もスムーズに迎えると思います!
引っ越しの準備のついでに
必要なものをまとめたので参考にどうぞ
引っ越しの準備
絶対やった方が良いのが引っ越しの準備です!
いい賃貸物件は正直2月頃から売れ始めて、 3月中旬ともなるとあまりいい物件が残っていません。しかし勤務地によっては引っ越しは必須だからなるべく早く引っ越せるように準備をしておきましょう!
まじで急がないと物件がない
緊急へ引っ越しをする必要がない人はバタバタする4月を避けて、夏休みや5月6月頃に引っ越すのも手です。勤務地の候補の地区を確認しておいたほうがスムーズに動けますよ。
大学生はしっかり楽しんで♪
というわけで、新任の先生の勤務地が決まるのは3月中旬くらいです!
そこまでは先生としての準備をしっかりするよりも、最後の大学生活を楽しむために旅行など今しかできない経験をしてください!
今しかできないことをしようぜ!
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