今流行りのリアル脱出ゲーム!
少し前から大流行している「リアル脱出ゲーム」を知っていますか?
6年前、僕が若かりし大学生の頃(今もまだ若い!)に名古屋にあるリアル脱出ゲームに1度参加してから、すっかりはまってしまい、今ではその虜となっています。
リアル脱出ゲームは、教室くらいの大きさの場所に数人で閉じ込められて、謎を解きながら仲間と協力して脱出を目指すゲームです。
ふ~ん、楽しそうだね
そう!脱出できなかった時はめちゃくちゃ悔しいし、謎を解き明かした時は超絶嬉しいというどっちに転んでも楽しめる遊びなんです!
今回はそんな知的な大人が楽しめる“リアル脱出ゲーム”ってどんなもの?雰囲気は?難易度は?人数は?脱出のコツは?などを魅力も含めて、初めて挑戦したいと思っている方に向けてご紹介していきます!
それでは行きましょう!
① リアル脱出ゲームってどんなもの?
最初にリアル脱出ゲームがどんなものなのかご説明します。
脱出ゲームの歴史
脱出ゲームはもともとインターネット上で、アイテムなどを駆使して脱出をするものが主流でした。
この時の仕組みは、部屋に落ちているものをクリックして手に入れたり、手に入れた道具を組み合わせて、はしごをつくって脱出する的なマウスをカチカチしながら脱出を目指すタイプです。
アイテムを探し出して手に入れたり、組み合わせを閃いたりする喜びを現実世界でも味わおうと考えられたのが「リアル脱出ゲーム」です。
リアル脱出ゲームという名称は今では謎解きの本も多数出版しているイベントの企画・運営会社のSCRAPという企業によって商標登録されているから、リアル脱出ゲームという名前で開催されている時はSCRAP主催、それ以外の名前の場合は他の企業によるものらしいです。
2007年に初めてリアル脱出ゲームが開催されてから、今では全国各地でゲームを楽しめるようになっていて、それに伴って、参加人数もガンガン増えている話題のゲームなんです。
頭を使うのが好きな大人に人気!
そんなリアル脱出ゲームですが、いくつか種類があります。
リアル脱出ゲーム・謎解きの種類
脱出ゲームの種類を大きくわけるとこの4つになります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう!
ルーム型
ルーム型は僕が一番オススメの脱出タイプです!
多くの場合は4~10人程度の人数で教室サイズの部屋に閉じ込められて、部屋の中にあるアイテムを駆使して、脱出を目指すものです。
ルームの中は独自の世界観が展開されていて、例えば、未知の生物がたくさんいる無人島に不時着したから脱出を目指すとか、妖精の住む世界を救ったりとか、定期的に見回りに来る監視員にばれないようにアイテムを集めて監獄からの脱出を目指したりとか、それぞれの世界観があって、キャストの方が世界観通りのテンションで接してくれるので、しっかりと浸ることが出来てめっちゃ楽しいんです!
世界観に入り込めるんだ!
そうです!それがルーム型のいいところです。
部屋には多くの謎があるので、手分けして謎解きをしたり、探索をしたりと時間いっぱい楽しむことができます!
僕が今までに体験したルーム型の中で楽しかったものを紹介しておきます。
ルーム型は最大10人なので、知らない人とも協力して謎を解くことができるのも楽しさの1つです。
知らない人って気まずくない?
最初は気まずいかと思ったけど、慣れてくるとむしろ新しい出会いだし面白いです!最初は緊張しますが、一度体験してみてください♪
ホール型
ホール型は会場の大きさはまちまちですが、小さめの体育館サイズの部屋で行うことが多いです。
チームの人数は3~6人で、少人数だから4人くらいで行けば知らない人を組まずに脱出することもできます。
ただ、1グループだけが閉じ込められて謎解きをするのではなく、隣で別のグループが謎解きに挑戦してて、謎を解き終えたら答えに導かれた場所にそれぞれ行くことが多いので、アイテムを探したり、組み合わせたりする要素が少なめです。
探索ができないのが惜しいね
性質上、多くのグループが同時に行うから仕方ないですね。
僕が体験したホール型の脱出ゲームはこんなものです。
これもホール型になるのかな?大型の遊園地の営業後の時間に脱出ゲームができました。
スタンプラリー型
スタンプラリー型は地域の商店街やショッピングモール、観光地などで行われる謎解きタイプです。
結構多くの場所で開催されているので、ネットで検索すると近くで行っている場所もあるはずなので参加はしやすいです。
僕が参加したことがあるのは、ドラゴンボールとコラボしていた大須の商店街を歩き回って壁や、お店の看板などに貼ってある謎解きでした。
いろいろなお店を巡りながら(別に中に入ったり買う必要はなし)手さげ袋の中に入ったアイテムと組み合わせて謎を見つけて考えるって感じで、初めて行く観光地&時間に余裕がある条件ならかなり楽しめるでしょう。
あと、大人数でも1つのキットを買えばみんなで楽しむことができるのもポイントです♪
オンライン型
最近コロナ禍で急激に勢力を伸ばしているのが、オンライン型の脱出ゲームです。
オンライン型のメリットは、家でも脱出ゲームを楽しむことができる点です!
オンライン型はいろいろなアニメなどとコラボしていて、コナンやサマーウォーズ、perfumeなんかともコラボしています。
家で楽しめるのでリアル脱出ゲームを開催している場所が近くにない人にとっては素晴らしいゲームです!
脱出ゲームの難易度
脱出ゲームの難易度は正直どんな人とグループが組まれるか、何人のグループかによります。
その上で大体の平均の脱出確率を出すならばこれくらいだと思います。
幅が大きいね
大体の成功率を書いてはみたものの、こんなものはどの公演に参加するかで変わります。ルーム型・ホール型は入口のところに何組挑戦して、何組脱出成功しているかを書いていることが多いので、成功率を知ることはできます。
初心者だけで脱出成功率30%以下の脱出は僕の経験上よっぽど成功しません。この成功率は間違いなく百戦錬磨の脱出名人たちが引き上げているからです。
ぶっちゃけ20%以下の脱出ゲームはたま~に挑戦するよって人だけだと大抵時間切れで失敗します。
同じチームにかなり詳しくて、みんなをまとめて活動できる人がいないと厳しい難易度と思ってください。まぁ脱出失敗してもそれはそれで楽しいからいいんですけどね。
同じチームになる人が大事なんだね
そうですね。最初にしっかり役割分担を決められる経験者がいると成功率は格段に上がるから少人数で挑戦する時は、結構運って感じがします。
とは言っても人数が多かったり、ベテランが多いと自分が解ける謎の量がどうしても減っちゃうから、ちょっと寂しい気持ちにはなります。
脱出成功の達成感を得るか、謎解きの快感を得るか。微妙なところです。自分がベテランにになってたくさんの謎を素早く解けるようになるのが一番いいんですねどネ。
スタンプラリー型は、時間制限もないし諦めなければ失敗することはありません。主催側もすべてのお店を回って欲しいから、しっかりとヒントを用意してくれてますしね。
逆にオンライン型は個人や知り合いのみで参加するから、初心者だけだとどう考えても脱出不可能なレベルのゲームも存在します。逆に宣伝がメインのものは簡単に脱出することができます。
脱出成功の難易度はゲームやメンバーによって全然違う!
② リアル脱出ゲームの魅力
続いては脱出ゲームの魅力について熱く語りたいと思います!
非日常の世界へ
魅力はたくさんありますが、何といっても“非日常に行ける”ということです。
日々働いていると、同じ道で会社に行って仕事をこなして、時間になったら帰る。そんな当たり前の世界から1時間だけですが、非日常の世界で冒険することができます!
よく作り込まれた舞台と異世界のキャストと一緒に不思議な時間を楽しめるのが一番の魅力です!
非日常はめっちゃ楽しい!
リアルだからできること
謎解きは楽しいです!それはもちろん流行りの謎解き本や謎ボードゲームなどの家で楽しめる謎解きも楽しいですが、実際のものを扱うと五感を使って参加することができるんです!(味覚は無いけど)
本は目と頭だけしか使えませんが、リアル脱出ゲーム内は、音を聞き分けて謎を解いたり、足音が聞こえたら隠れるイベントが発生したり、においで判断して正解の実を探したりとリアルだからこその体験ができます。
部屋でできる本やボードゲームもいいけど、やっぱりリアルが楽しい!
VRで家でも楽しめる時代がくるのかなぁ
③ 脱出成功のポイント
脱出成功のポイントはこの3つです!
僕が大切だと思うことはこれらです!脱出失敗した時はいっつもこの意識が足りずに時間切れになっています!初めて挑戦する方は難しいとは思いますが、ぜひ意識して脱出成功してきてください!
①最初の謎解きは役割分担が大事!
ルーム型・ホール型ともに、最初に数個~10数個の謎を解く時間が訪れる場合が多いです。
最初にみんなで謎解きができるようにだね
この最初の謎をいかに早く解くかが脱出成功のキーになります。問題に取り組む際は○○の謎やりま~すと全員にわかるように言ってから取り組みましょう!ベテランたちはみんな行うことを共有してくれます。
後、最初の謎解きに使ったアイテムや手に入れた情報は頑張って覚えておきましょう!
絶対にどれは1つは、後半の謎解きの時に必要になってきます。特に最初の謎は分担して取り組むことが多いから、後半に自分が担当した謎を活用しないと先に進めないパターンに入った時は最悪です!
自分しか知らない情報で閃かないと詰むこともあるわけです。特に別の謎に取り組み始めると前のことなんて忘れちゃうから、何か異変に気がついたら周りの人に伝えて情報を共有しておきましょう!それによって別のだれかが気が付いてくれるかもしれません!
気が付いたことはすぐに情報共有!
②感じた違和感は絶対忘れない!
脱出ゲームの最初には世界観に入り込むため、キャストの方が物語形式で話をしてくれることが多いです。知らない部屋に連れ込まれてキョロキョロしたくなるんですが、この最初の話は後から出る謎の伏線になっているので、よく聞いて最後まで覚えておきましょう!
特に最初の導入で使ったアイテムやキャストの持ち物は要注意です!
その他にも、部屋は与えられた紙に書かれている“変”な部分は絶対に後から活用されるから、違和感に気がついたら覚えましょう!
最初の話は超重要!
③アイテムは絶対に全部使う!
落ちているアイテムや壁に書かれている文字、何に使うかわからない道具などは後から絶対に使うことになります。特にキャストが見せてくれただけの道具とかは要注意です!
特に「ヒモ」や「筒」、「電池」、「光や音を出す」系のアイテムはいろいろな利用方法があるから、1度きりじゃなく、何度も使うパターンが多いです。
汎用性が高いアイテムは何度も使う!
あと、文字が羅列してある紙から何かを読み取る系の問題文は、別の問題の時にも利用されることが多いってことも知っておくと脱出成功率が上がるでしょう!
1度使うと満足しちゃうのが人間の性ですが、新たな謎で行き詰まった時は、前の謎に使ったアイテムや文字を振り返って考えてみましょう!
汎用性が高そうなアイテムはいろいろな使い道を考えておこう!
④ 参加方法&参加人数
リアル脱出ゲームは現在めっちゃ人気だから、土日の当日券は売り切れていることが多いです。早めに計画して予約をしましょう!
ネットで申し込み
基本はネットで申し込みをします。ルーム型が一番参加できる人数が少なくなりやすいので、新しく公開されたばかりの公演や人気の公演は、予定が決まり次第とりましょう!
個人的におすすめの時間はやっぱり午前中の早い時間帯です!人が少ないからいっぱい謎解きができますからね♪
リアル脱出ゲームの予約はSCRAPのホームページから行えばOKです!家の近くの会場の脱出ゲームに挑みましょう!
これも個人的なことだけど、午前に脱出ゲームに挑戦したら午後暇だな~じゃご飯食べた後もっかいやるか!ってなるので(もちろんお金はかかっちゃいますが)先に予約してしまうのもオススメです。予約しておいた方が300円くらい安いですしね。
人数について
自分の力ではどうすることもできませんが、ルーム型なら僕は4・5人で挑戦するのが好きです。
3人だと、最初の謎に結構時間がかかってしまうので、クリア確率がかなり下がってしまいます。絶対に人数が多いほうがクリアしやすいけど、自分が一生懸命考えている謎をベテランの人があっさり解いちゃうと変な気持ちになっちゃいます。
わがままだな
クリアはしたいけど、自分でたくさんの謎を解きたいっていうジレンマの結論が4・5人なんです!ホール型は仲のいい3人くらいで挑戦するのが楽しいです!
これは貴族の手法だけど、グループチケットってものがあって定額で公演を貸切にすることもできます。
メリットは貸切だから他の人の一緒に謎解きをしなくていいってことなんですが、デメリットは値段が高い!!10人の公演を貸し切るには8人分程度のお金がかかるので、4人とかで貸切は損な気がします。
お金と人数に相談だね
⑤ リアル脱出ゲームを体験できる場所
リアル脱出ゲームを楽しめる場所はそんなに多くはありません。SCRAPの店舗は以下の通りになっています。
北海道
東北地方
関東地方
中部地方
近畿地方
中国・四国地方
九州地方
正直東京がメイン+で大阪や名古屋などの大都市くらいしか展開されていないので、遠くに住んでいる人はなかなか行けないですが、機会があれば挑戦してみてください!
遠くてリアル脱出ゲームができない!って人もSCRAP出版の謎解き本もあるので、暇な時間に手軽に読めるのでオススメです!
⑥ 家で楽しめる脱出ゲーム
謎解きの本もかなりオススメです!通勤時間や寝る前の時間などの空き時間に取り組むことができます。
ちょっとした時間で取り組める1問1答系のサクッとした本から、ストーリー性まであるボリューミーな本まであります。
結構多くの種類が出版されているので、ニーズに合わせた本を手に取ってみてください!
僕のオススメの謎本を紹介します!
家でも本格脱出ゲームができる『5分間リアル脱出ゲーム』
謎解きの本はTVで人気の東大王や松丸亮吾くんの本など、多くの種類がありますが、リアル脱出ゲームを主催しているSCRAPならではの『5分間リアル脱出ゲーム』シリーズがオススメです!
解いてみましたが5分で出来る人いる???ってレベルの難易度でした!
休憩時間にちょっと挑戦するのにふさわしい量ではあるので、最近頭を使ったことしてないな~って人にオススメです!謎解きが好きな人なら結構普通に解けるレベルの問題がそろっています。
② ド定番!松丸亮吾の『東大ナゾトレ』
謎解き系のTVに多く出演してる松丸亮吾が属しているAnother Vinsonというグループが出版している『東大ナゾトレ』もオススメです。
本屋さんに置かれていることも多く、常に人気が高い謎解き本で、内容はイラストを主体とした謎を楽しむことができます。
難易度は簡単なものから難しいものまで幅広くあって、解き方を閃いた時のスカッと感は最高です!
すでに第1章で10巻まで出版されていて、正直後半は同じパターンの問題を少し変えただけじゃん、、、って問題も出てきますが、5冊までなら気にならないのでスカッとしたい人にオススメです♪
③ SCRAP出版 謎解きシリーズ!
SCRAP一押しの謎本はこれ!『リアル脱出ゲーム presents 究極の謎本』です!
僕が最高にオススメする本です!めちゃくちゃ難しい!!全然解けない問題もある!
究極ってすごいな
『究極の謎本』は超ハイレベルで初めての謎本にはあんまり向いていませんが、謎解きに慣れてきて、同じようなパターンに飽きてきた!って人はぜひ購入してみてください。
謎のタイプは定番のクロスワードやイラストクイズはもちろん、リアル脱出ゲームを開発しているSCRAPならではのストーリーに沿った謎もあります!
難易度は高いですが、ボリュームたっぷりで満足度は超高いです!
僕はどちらかというと、解けた時の爽快感よりも解けなかった時の悔しい気持ちとこうすればよかったのか~って気づいた時に頭が活性化した瞬間が好きなので、究極の謎本めっちゃ好きです!
仲間と楽しめる謎ボードゲーム-EXIT-
本だと自分しか楽しめない!大人数で謎解きをしたい!って人にオススメなのが脱出ゲームをボードゲームの形にして、みんなで協力してクリアを目指す形式にしたものです!
種類はいくつかありますが、一番有名な脱出ボードゲームはEXITです!
1人で挑戦することもできますし、6人までの大人数で協力して謎を解くこともできます。リアル脱出ゲームだと絶対に制限時間が決まっているので、解けなかった謎は解説があるとはいえ、解ききることができません。
対してボードゲーム型の脱出なら、目標の時間を設定して挑戦はしますが、もしタイムオーバーになったとしても最後まで解ききることができるので、脱出ゲーム初心者向けです。
中身の紙を使うため1回しか挑戦できないのに2500円くらいするのは少し高い気がしますが、大人数でやれば割り勘にできるので、大人数での挑戦がオススメです。
家で楽しめる脱出ゲームについては↓で紹介しているので、ぜひコチラも読んで見てください♪
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