教育実習生は何を用意して行けばいい?
もうすぐ教育実習だけど何を用意すればいいの?
その悩みを持った教育実習生は多くいます!僕も現在教員をしていますが、教育大学ではなく総合大学出身なので、大学で教育実習についてほとんど教えてもらわずに実習に臨みました。
一緒に教育実習をした教育大学出身の仲間は、大学ですでにいろいろなことを教えてもらっていて、僕とは違い準備万端でした。
そんな悲しい思いをした僕が、大学で教育実習についてあまり説明を受けてない方に向けて、教育実習に必要な物を紹介して行きたいと思います!
僕のプロフィールはこんな感じです。
旧帝大理系卒業→念願だった中学校の教諭へ→6年働くも労働条件が悪い&新しい環境へ行きたい気持ちからIT企業に転職→退屈で1年で再転職→高校の採用試験を受け合格!高校教諭1年目
”ぼっち暮らし”を運営
資産650万(今ココ:29歳)→35歳までに2500万が目標!
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それでは行きましょう!
教育実習生が用意すべきもの
① 絶対に必要なもの
僕は現在中学校の先生をしていて、教育実習も公立の中学校で行いました。小中高によって多少の持ち物は違うかもしれませんが、これらのリストは必須だからしっかり用意しておいてください!
多くの場合大学から教えてもらえたり、実習先の学校から持って来てと言われているはずです♪
- スーツ、カッターシャツ
- ノートPC
- USB
- 動きやすい靴
- 体育館シューズ
- バインダー
- 筆記用具
- 別れの手紙
- はんこ
- 腕時計
スーツ、カッターシャツ
もちろん社会人として働くために必要不可欠なものです。
実習中は形式上は先生という立場になります。生徒たちには他の先生と同じようにしっかりとした先生だ!と勘違いされているので、しっかりとした服装をしなければなりません!
普段私服でオッケーな大学生と違い、スーツを着るのはだるいですが教育実習中は学ばせてもらっている身なので、我慢しましょう。
めんどうだけど準備しておこうっ
スーツ
教職につかなくても大抵の社会人にスーツは必須アイテムなので、全くもっていない人はこれを機に買っておきましょう。
洋服の青山やAOKIなどの洋服屋で購入するのも良いですが、僕のオススメは「Suit Ya」というネットショッピングです。
青山やAOKIと同じか少し安い価額で、全ての色が自分で決められるオーダーメードスーツを作ることができます。オンラインなので少し時間がかかるのが欠点ですが、すべてを自分好みのスーツにできる&安いという圧倒的なメリットがあるので、ぜひ試してみてください。
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カッターシャツ
中に着るカッターシャツも用意しておきましょう。前期の6月ごろに教育実習に行く人は半袖のカッターシャツを着ている人の方が多いので、初日はしっかりとした長袖にスーツ、 2日目以降は半袖のカッターシャツという具合が良いと思います。
シワができない形状安定を重宝しています!
ネクタイ
男性の先生はネクタイも用意しておきましょう。めんどくさいですが就活の時も使うはずです。
ネクタイの文化、、早くなくなって欲しい、、
教育実習での服装についてさらに詳しく記事を書くので少し待っていてください♪
ノートPC
ノートパソコンも必須アイテムです。教育実習の課題の一つに「指導案を書く」というものがあります。指導案を書くために自分のノートパソコンを必ず持って行きましょう。
大学の授業のために使っているパソコンでOKです!特に動画の編集等の容量がたくさん必要な作業は行わないので、低スペックのもので大丈夫です。
もし持っていない方がいれば、高性能だけどめちゃくちゃ安く手に入る再生PCを検討してみてください!オススメです↓
USB
指導教官から指導案の雛形をもらったり、授業に使うプリントのデータをもらったりとUSBを使う機会がものすごくたくさんあります。指導教官の先生がUSBをいくつも持って入ればいいですが、そんなに持ってない先生の方が多いからちゃんと用意しておきましょう。
おそらく画像のデータはほとんどないので、教育実習だけなら16 GBあれば充分です!
iPhoneを使っている人は、↓のUSBがめちゃくちゃオススメです。スマホで調べた画像をUSBに入れて学校用のパソコンに入れることができるので、授業で使いたい画像の印刷や、 PowerPointに画像や音楽を入れるのがものすごく簡単にできます。
学校のパソコンはネットにつながらないから不便!
動きやすい靴
校舎内で使う室内シューズも必要です。一応先生たちは問題が起こった時に走れるようにかかとがしっかりとあるものを推奨されていますが、教育実習生が廊下を走ることはほとんどないので、まあ普通の靴で大丈夫です。
華やかな色は避けとくのが吉
体育館シューズ
校舎用のシューズとは別に体育館シューズも必要です。僕はバッシュを使っていますが、スポーツ用のシューズでも変に目立たないものなら何でもOKです!
運動靴&ジャージ
外用の靴も必要になる場合が多いです。基本は革靴などのフォーマルな靴を履いて出勤しますが、体育の授業や野外活動などの場面もあるので、普通の靴も必要です。
特に6月、11月の教育実習生が行く時期に体育祭が行われている学校もあります。事前の打ち合わせで年間の計画が教えてもらえるから、自分の実習日程が体育祭と被っていたらジャージを2着は用意しておきましょう!
学校の先生みんなジャージきがち
バインダー
実習生にバインダーは必須アイテムです!見に行った授業の記録を取ったり、普通の先生たちも打ち合わせ用紙と言って今日の予定が書いてある紙を持ち運んでいる人が多いです。
バインダーを選ぶときに実習生におすすめするのは、バインダーを閉じてプリントを見えなくできるタイプのものです。
先生たちに配られる書類には、生徒に絶対に見られてはいけない情報もよく書かれています。なので閉じて簡単に生徒が見られないようなタイプのものを選ぶようにしましょう!
重要な書類とか自分の感想みられない方がいいもんね
筆記用具
言わずもがな筆記用具は必要です。
シャーペン、ボールペン、赤ペンの三種の神器があればよっぽどオッケーです!小学校低学年の担当でも鉛筆などの準備は必要ありません!
なんでもオッケー☆⌒d(´∀`)ノ
別れの手紙
これ!絶対にいります!!
僕自身もそうでしたが、僕が勤務している学校に来た教育実習生は”全員”実習最後の日にクラスのひとりひとりに手紙のメッセージを渡していました。
大学でも実習先の学校でも絶対に教えてくれませんが、最終的に必要になるので、実習中は忙しくなるから実習前に用意しておきましょう!
そんなん知らんくて忙しい時に買いにいったな、、
そしてなんやかんや、実習が終わりが近づくと寂しくて思い出を残そうとしてしまうものです。ちなみに指導教官の先生の方も生徒たちに教育実習の先生に向けてお礼の手紙を書かせているので、生徒たちも先生からの手紙ないと寂しい気持ちになりますし、こういった手紙を大切に保管してくれる子も多いのでしっかりと書いてあげましょう。
ただ、個人的には2,3週間の実習で、クラス全員に長々とメッセージを書くのはなかなか至難の技だから便箋は小さい方がいいと思います(笑)30人とかに書くのはなかなかしんどいです( ゚Д゚)
封筒付きだと生徒は喜びます。でもお財布に怒られます。
はんこ
単位認定に必要な書類や指導教官のコメント、指導案を校長先生などに提出する時に必要になってきます。必ず用意しておきましょう!
腕時計
特に教育実習生は授業をする時、しっかり立てた授業の計画通りに何分ぐらいでどの活動をやるのかを実行しなければなりません。もちろん教室に時計はあるんですが、生徒から見て見やすい位置にあるので先生からはかなり見づらいんです。
その為当然ですが腕時計が必須アイテムになります。もちろん高すぎるものはあまり印象が良くないので、程よいものにしましょう。今もっていないのなら1,000円くらいのものでOKです。
僕の周りの先生は、運動もしやすく壊れにくG-SHOCKを使っている先生が多いです。
② あると便利なもの
続いて必須ではないですが、先生たちがよく使うアイテムで実習生で持っているといいなと思うものを紹介します。
これはあったら便利ってくらい
- かわいいスタンプ
- シール
- 色ペン
- はさみ・カッター
かわいいスタンプ
特に、五教科の先生だと生徒の書いた感想プリントや授業プリントを回収して点検する機会が多くあります。その時にコメントを書くのはもちろんですが(いちいちコメント書くのは実習生の間だけかも(笑))スタンプを押すとなんとなく華やかになります。
さらになんか先生っぽいっていう+αのメリットがあります!
僕がお気に入りなのは、いちいち朱肉を付けなくてもいいこのパンダのシリーズです↓
僕のお気に入り☆
シール
特に小学生だと使っている先生が多いです!何なら中学生でも割と子供なので、シールを貼ってあげると喜ぶ子がクラスに半分以上はいます。
人気のキャラクターのシールを買っておくと便利なので、これも良ければ使ってみてください!
シール最強説
色ペン
多くのクラスで、生徒たちが生活の記録を書いたり、日記を書いて担任の先生に出して先生がコメントするという文化があります。コメントを書く時に赤ペンだとテストみたいになっちゃって僕は嫌なので、日替わりでカラフルのペンを使っています。
はさみ・カッター
実習生はたくさんの授業を経験できるわけではないので、一つの授業にものすごく時間をかけて準備をします。そうすると黒板に貼るキャラクターや今日の課題などを画用紙でよく作っています。
実習生の活動場所は職員室ではなく、別の空いている部屋であることが多いです。そこで授業に使う道具を工作しています。実習中は意外とはさみやカッターを使う機会が多いので、もちろん職員室のあまりを借りることはできますが、よく使う道具を借りまくるもの気が引けるし、たいてい余ってるやつは切れ味が悪いので自分用を持っておくとよいでしょう!
研究授業の時は工作することになるよ~
③ 人によっては必要なもの
- 水着・ラッシュガード
- 給食セット(小・中学校)
- 歯磨きセット(小学校)
水着・ラッシュガード
中学校の体育の先生や小学校に実習に行く先生は、水泳の授業があるので水着が必要になる場合が多いです。必要かどうかは事前の打ち合わせがないとわからないので、そこで教えてもらってから用意すれば大丈夫です。
給食セット(小・中)
小中学生は給食の時に、箸セットとランチョンマットを使って食べています。正直学校には教育実習生の箸などが用意されていないので、自分で用意しなければいけません。適当なものを用意しておきましょう。
生徒と同じように過ごすことが信頼関係を作るのに大切なこと♪
歯磨きセット(小)
小学校だと給食の後に歯磨きの時間があってみんなで歯磨きをする学校があります。いまはコロナ対策で亡くなっているところもありますが、用意しておかないといけない可能性もあるので、打ち合わせの時に聞いておきましょう。
⑤ 要らないもの
最後に必要ないものを紹介して行きます。ここに書いたものは学校にあるもので充分なので自分で用意する必要はありません。
- 教科書
- カメラ
- 画用紙、マグネット
- 付箋
- 学習指導要領
教科書
教科書の予備はだいたいの学校で置いてありますし、指導教官の先生はある程度のベテランなので教科書を使わなくても授業の準備ができるため実習生に教科書を貸してくれます。
なので、準備してくださいと言われない限りは自分で用意しなくて大丈夫です。
割とほかのサイトだと教科書を持って行った方が良いよと書いてあることがありますが、僕の経験上教科書を持って来た実習生はありません!
指導教官が貸してくれるからOK
カメラ
学校の先生はカメラをたくさん使っていますが、教育実習の先生は私物のカメラを使うことはほとんど禁止されています。理由は学校は公共の機関だから、個人情報の取扱いにうるさいのです。先生たちも個人のカメラを使うときは許可申請をしないと使えないぐらい面倒くさい仕様になっています。
だから実習生のカメラは使うことはできませんし、クラスの様子などの写真を撮りたい場合は学校の共有のカメラや指導教官の先生の私物のカメラを借りてとることになるので、むしろ持って行ってはいけません。
個人情報だからたいてい禁止
画用紙、マグネット
画用紙やマグネットは学校に腐るほどあるので自分で持って行く必要はありません。
付箋
付箋も学校にあるものを使いましょう。それ以外にも何か欲しいものがあったら指導教官の先生に頼んだらだいたいのものは出てきます。ま、先生たちは備えあれば憂いなしというタイプが多いですから。
学習指導要領
学習指導要領というのは、国が定めたこの教科はこんな風に勉強しましょうね~という基準です。授業は基本的にこの学習指導要領に沿って行われるとされています。
だから”熱心な”指導教官の先生は「学習指導要領にこう書いてあるからこの授業は○○をすべきだ!しっかりとこの学習指導要領読んでおけ!」的な人もいますが、僕は教員人生の中で1度も読んだことはありません。
教員採用試験でも問われる内容ですが、まぁ個人的には読む価値はあんまりないと思っています(笑)
それよりは↓のような教育実習生向けの本を読んだ方が圧倒的にイイです!
備えあれば憂いなし!!
しっかりとした準備で学校の先生たちに「やる気がある子だ!」と思ってもらいましょう!
今回の記事を参考にして、教育実習を有意義で楽しい充実したものにしてください♪
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