キズパワーパッドを使って化膿した!
どうも!キズパワーパッドという最新の技術を超信じていた“三葉“です!
キズパワーパッドを使うと従来の絆創膏よりも
キズが早く治る&跡が残らない
と話題で、大好きで使っていました。大きめのケガをした時でも
デカいパットに収まるから使えるだろ!!
と思ってかなり深い傷でもいつものようにキズパワーパッドの大きめサイズを貼りました。
が!それが大失敗でした!
なんと!傷口が化膿してしまったのです!
その時の画像がコチラです。自分でも引くくらいグロいので閲覧注意です、、、
グロッ!
ちなみにこの画像のケガは、僕が交通事故で車にひかれた時にできたケガです。
ひどい化膿だと、このような茶色のドロドロした液があふれてきます。
痛くないの?
それが、あんまり痛くはないんです。だからこそ判断を誤ってしまいました。
こうなってしまった原因は、キズパワーパッドを使っていいケガと使ってはいけないケガの判断が出来なかったからです。
今回は、僕の反省からどんなケガだとキズパワーパッドを使っていいのか解説します!
キズパワーパッドの原理とは?
僕のように膿まないようにするためには、そもそもどういう原理でキズパワーパッドがケガを治しているのか理解する必要があります。
考え方は、「体の治癒能力を使って治す」です。
絆創膏を使った昔の治療法は、消毒をして、菌を殺してからかさぶたを作って、ケガを治すというドライトヒーリングというものです。ドライという言葉の通り傷を乾かしてかさぶたを作って治すってことです。
それに対してキズパワーは湿潤療法(モイストヒーリング)という方法で、傷口を乾かさずに治す方法です。
血まみれのままってこと?
いや、血は水道水などで洗い流しますが、それ以外の”滲出液”はそのままにします。滲出液は体液の1種で、キズを治すパワーをめちゃくちゃ持っています。人間の体はこの滲出液をキズ口から出してケガを治そうとするんです。
従来の方法は絆創膏を貼って、かさぶたを作ってからその下で滲出液を出してキズを治そうとしましたが、キズパワーパッドはパッドがかさぶたの代わりになって、パッドの下で滲出液を貯めこんで治療をするって作戦なんです!
キズパワーパッドはかさぶたの代わりになって滲出液を貯める
消毒してはいけない!
キズパワーパッドの湿潤療法は、消毒をしないのがポイントです!
え?消毒しないの?
はい、不思議に思いますが、消毒液をかけて菌を殺すのではなく、自分の細胞の力で菌を殺すことができるからです。
そもそも人間の体には、侵入した菌やウイルスを殺すシステムが構築されています。消毒をすると菌を簡単に殺すことができますが、ケガを治すための「自分の細胞」も死んでしまうのです!
治す力を殺さないために消毒しないんだね
そういうことです!キズパワーパッドはとにかく自分の体の力を信じて治す治療法ってことです!
キズパワーパッドは消毒せずに使う
キズパワーパッドを使ってはいけないケガ
なんで膿んじゃったの?
僕のケガの場合は、傷口に残った菌が多かったことが原因です!
キズパワーパッドの仕組みは菌やウイルスを体液で殺した後に、自然治癒力で治す仕組みで、体の免疫(菌と戦う力)に頼っています。
もちろん少しの菌なら、血液中の白血球などが倒してくれますが、菌の数が多いと倒しきれずに繁殖して、膿んでしまいます。
僕のキズは交通事故でバイクが転倒した時に、地面に擦ってできたキズだったので、土が入っていたんです。
ケガをした時に、痛さに耐えながらも水道水で流したつもりでした。。。
めっちゃ痛かったからこれで大丈夫って思っちゃったよ
でも超痛かったですし、まぁこれくらいやればいいだろ。という気持ちで満足してしまいました、、、
正直その時に黒っぽくなっている場所があったんです。痛いし見なかったことにしてキズパワーパッドを貼ってしまいました。
キズパワーパッドを使うには傷口をキレイにしないといけない!!!!!
これは別の場所のケガですが、このキズもキズパワーパッドで治そうとしたら化膿しました。
写真をみるとわかるのですが、傷口が黒くなっていますよね。
後日お医者さんにこの写真を見せて話を聞くと、このレベルのケガはキズパワーパッドじゃ無理と言われました。
擦り傷の中の黒い部分は土などの雑菌がたくさんいて、完全に取り除かないと、ほとんどの場合化膿してしまうそうです。
どうしたら良かったのか聞くと、病院では、麻酔を使ってでも入ってしまった土などを完全に取り除くそうです。
家じゃあぜっっっったいに無理です!!痛すぎる!!!!
結論「土などが入っている大きいケガは病院に行きましょう」
これがもっともはやく治す方法です。小さなケガはキズパワーパッドでOKですが、親指くらいの大きさのケガは病院に行こうと僕は決めています。
抗生物質での処置
病院では消毒をしてきれいなガーゼで覆うイメージを持っていましたが、実際このキズをお医者さんに見せると、抗生物質入りの軟膏で処置してくれました。
この時処方されたのは「ゲンタマイシン 硫酸塩軟膏0.1%「イワキ」」で有効成分は1g中ゲンタマイシン硫酸塩が1mg入っています。詳しい内容はコチラのページで。
僕が処方されたゲンタマイシンは指定の医療品だから、薬局や通販で買うことはできません。通販で買うことができる第2種医療品の抗生物質入りの軟膏でオススメは↓です。
とはいっても、病院で処方される薬よりは効果は小さいです。注意!
軟膏もキズパワーパッドと原理は同じで、軟膏で覆って、体液で治す仕組みです。
なので、病院でも今までのキズを消毒して乾燥させる方法ではなく、湿潤療法で治すことが多いそうですよ。
病院に行ってもモイストヒーリングをしてくれるんかい!!!
というわけで基本的に大きなケガは病院に行きましょう!
、、、
いや、病院に行きたくないからキズパワーパッドを使うんだよ!!!
そうなんです!!
多くのサイトには「病院に行きましょう。」と書いてあります。
でも!病院は行く時間がなかったり、お金がかかったり、めんどくさかったりで病院には行きたくないんです!だからキズパワーパッドなんです!
でも病院はめんどいやん?
そんな方のために、僕の経験とお医者さんの話からキズパワーパッドを使う判断基準を紹介します!
キズパワーパッドを使えるキズの判断基準
まず、原則は「傷口に菌がないこと」が大切です。
多少なら体に備わっている免疫で菌を殺すことができますが、多すぎると負けてしまうんですね。
この4つです。理由を見ていきましょう。
土などが入っているキズに使えないのは、僕の体験談から明らかですね。たくさんの菌が入ってしまうからです。同じように、木などの異物が入っている場合も同じく菌が多いので使ってはいけません。
自分で取れなくて、面積が大きいキズの場合は面倒ですが、病院に行きましょう!化膿してしまうと大変です!
病院でも基本的にはキズパワーパッドと同じ湿潤療法で治してくれます。
ペットに噛まれたケガもキズパワーパッドを使ってはいけません。犬や猫などと人間の持っている菌は80%は違う菌です。この菌が体の中に入ってしまうと、危険です。狂犬病とかもありますしね。
ペットに噛まれたキズは小さなキズでも必ず消毒をして、大きな場合は病院で見てもらうようにしましょう。
かさぶたになっているキズは、すでにキズパワーパッドが利用する体液がなくなっている状態です。この場合は、ふつうの絆創膏で衝撃から保護しましょう。もう手遅れです(笑)
ケガをしてすぐでないと、湿潤療法は使えないんです。キズパワーパッドを常備しておくか、無い場合は応急処置としてラップで保護しましょう。
以上が判断基準でした!
明らかに異物が入っている場合は絶対病院!
正直大きなケガだと迷いますよね。病院に行くのは面倒くさい、でも不安、、、
自分ではキズパワーパッドで大丈夫と思っていた場合でも後から化膿してしまうこともあります。
次にキズパワーパッドを使い続けていいかの判断方法を知っておきましょう!
化膿したキズとしていないキズ
僕の経験上、化膿しても全く痛みはありません!
なので、まぁ大丈夫だろうという気持ちでキズパワーパッドを貼り続け、最初の写真のように膿んで、お医者さんに「なんでもっとはやくこないの!」と言われました。
キズパワーパッドは2,3日に1度取り替えます。(大きいケガなら最初のほうは1日で液があふれてくる)
その時に必ずキズパワーパッドを使い続けて大丈夫なのか判断しましょう!
その判断基準は、キズの色です。みなさん絶対知っておいてください!!
傷口が「赤色」だとそのキズは化膿しています!!すぐにキズパワーパッドを外しましょう!
、、、いや傷口は赤でしょ?と思いますよね。わかります。
真っ赤な赤色は✕です。赤というよりも白っぽい色が正解です!
写真の色が化膿していない、適切に治癒が進んでいるキズです。
白い脂肪が見えていますよね。僕が化膿していた時は、全体が赤色で白い部分は見えていませんでした。
キズパワーパッドを外して洗う時に必ず確認して、きれいにキズを治しましょう!
キズパワーパッドをはがした時に傷口が白いことを必ず確認しよう!
傷口が赤くなっていたら✕!白が正解!!
キズパワーパッドの利点
キズパワーパッドを使ってはいけない判断を紹介しましたが、それ以外のキズにキズパワーパッドは超オススメです!
僕もケガをした時はキズパワーパッドを使って治します。
そのメリットを3つ紹介します。
キズ跡がキレイ
かさぶたが出来ると、それがかなりキレイに取れたとしても跡が残ってしまいます。
かさぶたがはがれた後、色が変わった皮ふが出てきた経験ありますよね?
その跡ってなかなか元に戻らないんですよね。
キズパワーパッドはかさぶたをつくらないので、はがれた後の跡がキレイです!
かさぶたって勝手に取れてしまいますよね。
でもキズパワーパッドの場合は、最後まで貼り続けることが出来ます。だから完璧にキズが治り、治った後もキレイになるんです!
消毒をしないから痛くない
消毒の瞬間って痛いんですよね。
キズパワーパッドの場合は、消毒はしません。なので、あの痛みはありません。
ただ、体験談にもあるようにケガしたあと水できれいにしなければいけないので、痛さがなくなるわけではなくて、ちょっと楽という程度です。
はやく治る
ばんそうこうで治す場合は、かさぶたが出来てから中で修復が始まります。
キズパワーパッドの場合は、貼った瞬間から体液を吸収し、修復が始まります。
つまり、修復が始まるタイミングがはやいんです!
この差がキズが治るまでの時間の差です!
まとめ
というわけでキズパワーパッドの紹介でした。
キズパワーパッドを使ってはいけないケガがありますが、僕はキズパワーパッドを超オススメしています!
キズパワーパッドのデメリットは、キズが乾く前に使わないといけません。
なので、僕は4種類のキズパワーパッドを常備しています。
消耗品だから無駄になることはないですしね!
通販のほうが安いんですが、ヤベッケガしたわっってタイミングでないんだよね、これが。
だからケガしたら薬局に買いにいくことになるから最初に用意しておきましょう!
メジャーな大きさなのは↓です。
ただ、キズパワーパットは液が溢れると変えないといけないから最初から大きいサイズを買っておく方が圧倒的にオススメです。
キズパワーパッドを使えるキズの判断ができ、あなたの人生が1%でも豊かになれば幸いです!
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