現役教師が子供から分析した”いい親”の条件!
現役教師が生徒を観察して導いた”いい子”を育てるための方法を皆さんに共有します♪
教員歴8年になる三葉です!私が教員として働く中で育ちが良いなと思う生徒だったり、この親はやっぱ育て方がうまいなあと思う親と懇談会などで出会ったりして、自分が親になったらこういうふうに子育てをしようというのをまとめたので、未来の自分や子育てに悩んでいる保護者の方に読んでいただければ幸いです。
- 親が礼儀正しい
- 親が子供を褒める
- 挨拶をする
簡単に結論を言ってしまうと、しっかりとした親はしっかりとした子供を育てることができる!です。
懇談会で感じるのは、年配の親のほうがしっかりした子どもを育てられてる率が高いなぁ~ということです。この辺を踏まえて私の主観8割で解説して行きたいと思います。
親が礼儀正しい
懇談会で親と対面して思うのは、親がとにかく礼儀正しいことです。
あまり行動が良くない生徒の親は、「あ、はい、来てやりましたよめんどくせえな~」というのが明らかに態度に出ています。
保護者が先生に対して悪い態度をとるとそれは絶対に子供に移ってしまう
それに対してリーダーをするような保護者の親は、「わざわざ先生ありがとうございます。よろしくお願いします。」と必ず新する前に挨拶します。
やはり親の人間性ができているなと思うし、なんなら保護者の方はわざわざ車で学校までいらしているのに、教師の目線に立って人を気遣えるのは子供には必ず伝わっていると思います。
親が子どもを褒める
懇談会で自分の子供を先生の前で誉めている親の子どもは、僕の経験上100%リーダーをするようなリーダーシップを持った子どもに育っています。
先生の前で褒められるのはなかなか親もすごいと思う
懇談会をする中で、中学生ともなると成績の話をしなければならないです。そこで成績表を見せながら親と面談をするんですが、多くの親は結果がどうであれ子供に対してマイナスの発言をします。
親はどうしても子供に期待してしまうので、仕方ないことなのかもしれません。でも、明らかに「全然勉強しないから私はどうせこの程度だと思っていたよ」とか、「もっと勉強しなさい全然ダメじゃないの」というようなものすごい否定をする親の子供は、かなりの確率でひねくれた子でした。
逆にリーダーをするような優秀な生徒の親は、「勉強時間はどうだったの?」とか「英語は今回前より良くなってるから次は数学を頑張ろうね」といった褒めつつも目標を立てるようなうまいことだけをしていることが多かったです。
特にいい親は、自分の子供をこっちが恥ずかしくなるようなほど「正義感があって人の役に立ちたい気持ちはあるんです」とか「家では一生懸命やってるんですけどなかなか成果に結びつかなくて困っています、先生どうしたらいいでしょうか」といった子供を否定しない呼びかけをしています。
親が自分の子供に自信を持っている家庭はよく育つ
中学生までの子供は先生の影響も当然受けますが、やはり親に認めてもらいたくて頑張っている子が多い印象です。
だからこそ親は親として子供に対して頑張ったことに対してはしっかり評価をしてあげて、やらなければならないことをしっかり指摘する姿勢が大事だと思います!
挨拶をする
挨拶をよくする子は活発でいい子!
元気な子が挨拶を良くするのは結構当たり前なんですが、自分から挨拶ができる子は自己肯定感が高い子が多いです。
例えば教室で挨拶をする前に向こうから挨拶してくれる子は、クラスのリーダーをしたり明るく周りの雰囲気を盛り上げことができます。結構当たり前のことを言ってるような気がするな(笑)
そんな子供の親は、学校行事の時にわざわざ挨拶に来てくれたり、懇談会の時もしっかりとした挨拶から始まる人しかいません。
実際にあいさつをすると仲の良さが深まるという研究もある通り、おそらく家庭内でもしっかりとあいさつをしていてそれが習慣になっていていい子が育つんだと思います。
まとめ
とにかく親は褒めるべし
今回は懇談会をテーマにどんな親が良い子供を育てるかを分析しました!
懇談会の立ち振る舞いが全てではないですが、学校においては教師が生徒を叱ることもあります。それは教師としての役割があって叱っているのであって、保護者には保護者の役割があり助けてあげるところは助けなきゃいけないし叱らなければいけないところは叱らないといけません。
これがしっかりとしていないと子供の教育はうまくいかないのでぜひ参考にしてみてください。
コチラの本はかなり参考になります
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